診療案内/呼吸器内科

呼吸器内科とは、呼吸に関係する臓器(器官)の病気を専門的かつ内科的にみる診療科です。
呼吸に関係する器官とは、鼻、咽頭、喉頭、気管支、気管、肺などです。
呼吸器に関する病気でよく知られているものとしては、 風邪や上気道炎、気管支炎、肺炎などの呼吸器感染症、気管支喘息、咳喘息などのアレルギー疾患、 その他にも肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺がんなどがあり、これらを専門的に診断します。

胸部CT検査も行います

当院長は、長年にわたって呼吸外科という診療科に携わり、肺がんや気胸など手術を要する呼吸器疾患の治療を行ってきました。当院でも同様に、詳細な画像評価を行い、疾患の早期診断ができるよう胸部CTによる精密検査を行っています。これにより、胸部レントゲンで指摘された異常陰影や慢性呼吸器疾患の経過に対しきめ細かな診察が可能となり、肺がんの早期発見などにも有効です。診察の結果、高度医療や入院加療、手術などが必要と判断された場合は、適切な医療機関や専門医へご紹介いたします。また、術後の経過観察については、当院でも行っております。
呼吸器系の疾患の早期診断、早期治療に努めておりますので、検診などで胸部に関して指摘をされたという方もお気軽にご相談ください。

胸部CT検査も行います。

このような症状はご相談ください

  • 咳や痰が長引く(2週間以上)
  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • 喉の痛み
  • 急な発熱
  • 息切れ
  • ヒューヒュー、ゼーゼーという息苦しさ
  • 胸痛
  • 血痰
  • いびき など

呼吸器内科での代表的な対象疾患

  • 風邪症候群
  • インフルエンザ
  • 咽頭炎
  • 扁桃炎
  • 気管支炎
  • 気管支拡張症
  • 肺炎
  • 気管支喘息
  • COPD(慢性閉塞性肺疾患)
  • 肺結核
  • 肺気胸
  • アレルギー性鼻炎(花粉症) など

禁煙外来について

当院では、禁煙外来も行っております。慢性閉塞性肺疾患(COPD)が進行している方やたばこがなかなかやめられない方、禁煙を実践したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

タバコの煙などの有害なガスを長い年月にわたって吸い込むことで、空気の通り道である気道(気管支)が狭くなったり、気道の先端にある肺胞(酸素と二酸化炭素の交換を行う組織)が壊れたりする疾患を慢性閉塞性肺疾患(COPD)と言います。有害なガスを吸い続けることで酸素を吸って二酸化炭素を排出する「ガス交換」の効率が悪くなり、息切れが起こります。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療について

治療においては、まず禁煙が重要になります。加えて、せきや息切れを軽くするために、効果が長く持続するタイプの気管支拡張薬を用います。
COPDが進行した場合には、薬物療法だけでなく、呼吸リハビリテーションや在宅酸素療法(機械を使って自宅で酸素を吸入する治療)が必要になる場合もあります。

ご予約に

お電話、受付窓口でご予約を承っております。不明な点やご質問などがございましたら、窓口またはお電話にてお問い合わせください。

お問い合わせ 054-639-7373

体調が優れない方や、何か不安な点がある方は、ご相談ください。